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環境ニュース[海外]

フランス 室内のホルムアルデヒドの濃度について勧告

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2009.11.27 【情報源】フランス/2009.11.17 発表

 室内のホルムアルデヒドの濃度について、フランスの公衆衛生高等会議(HCSP)が意見を公表した。ホルムアルデヒドは、発がん性の疑いのある室内空気汚染物質で、呼吸器や目を刺激する。日曜大工用品や修繕材、壁の塗装、床、家具、プラスチックなどに含まれている。
 室内空気質監視センターのデータによると、ホルムアルデヒドの濃度はフランスの住宅の87%で1立方メートル当たり10マイクログラムを超え、22%では30マイクログラムグラムを超える。
 公衆衛生高等会議では、既存の建物について、2019年末までに、ホルムアルデヒドの室内濃度を、10マイクログラム/立方メートルとする目標を提案。なお、新規の建物については、2012年からこの目標が適用される。
 さらに、公衆衛生高等会議では、以下の3つの目標値を提案。
●30マイクログラム/立法メートルは、2009年において、これ以下の値の新規建物が「良質」とされる。これは徐々に10マイクログラム/立法メートルに向けて強化されなければならない。
●50マイクログラム/立法メートルは、「長期間の曝露に受忍できる最大値」。
これ以上の濃度の場合は「利用者に情報提供が必要で、数か月内に基本的な原因を特定し、適切な対策を約束し、削減することが必要」。
●100マイクログラム/立法メートル以上の場合は、「結果が分かり次第、その月内に早急かつ適正な対策」を実施しなければならない。
 なお、フランスのエコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省では2009年9月から2011年6月まで、300カ所の学校と保育園で対策キャンペーンを実施することを約束しており、2012年からは義務的なモニタリングを行う予定。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発・海洋省】

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