平成20年度ダイオキシン類に係る環境調査結果を公表

　環境省は、平成20年度に国及び地方公共団体が実施した、全国の環境中のダイオキシン類環境調査結果を取りまとめ、公表した。
　ダイオキシン類対策特別措置法に基づく常時監視として、平成12年度から全国的に、大気、公共用水域水質・底質、地下水質及び土壌のダイオキシン類に係る調査が実施されている。
　公表内容によると、平成20年度は大気で721地点、公共用水域水質で1,700地点、公共用水域底質で1,384地点、地下水質で634地点、土壌で1,073地点について調査が実施された。
　大気、地下水質、土壌では、環境基準を超過した地点はなかったが、公共用水域水質で28地点、公共用水域底質で6地点、それぞれの環境基準を超過した地点がみられた。【環境省】