一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

美しいカリブ海を守ろう! キューバで排水処理のワークショップ開催

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2009.12.02 【情報源】国連/2009.11.25 発表

 カリブ海を下水などの汚染から守るため、地域の排水処理に関するワークショップが、11月24〜27日まで、キューバのハバナで開催された。これは、国連環境計画(UNEP)と国連開発計画(UNDP)がキューバ政府などと協力して開催したもので、ラテンアメリカ・カリブ海諸国20カ国から排水処理の専門家らが参加した。
 UNEPカリブ海環境プログラムのコルビン氏によると、カリブ海に流れ込む家庭排水の70%は未処理のまま。こうした事態を改善する技術的・財政的な課題を克服するために、各国政府を支援することが、今回のワークショップの目的だという。
 ワークショップでは、汚染の深刻な湾の改善のために革新的なアプローチを探るプロジェクトについて、最終的な成果等を話し合うとともに、ハバナ湾の環境改善に関する10年以上の経験を共有。また、排水が沿岸や海洋資源に及ぼす影響について、国や地域でのケーススタディーの成果が発表された。
 地球環境ファシリティ(GEF)の支援を受けたプロジェクトでは、幅広いカリブ海地域を対象に、栄養分の除去や下水処理について、技術面での能力開発を行い、優良事例や経験の交換などを促進してきたという。【UNEP】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース