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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、建物のエネルギー効率向上への新技術開発のため、ペンシルバニア州立大学らのチームに1.22億ドルを支援

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2010.09.06 【情報源】アメリカ/2010.08.24 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、創意と新技術によりエネルギー改革を目指す「エネルギー・イノベーション・ハブ」事業の一つ、「省エネルギー型ビルシステム設計」ハブの創設のため、ペンシルバニア州立大学を中心とするチームに対し、向こう5年間に1億2200万ドルの資金を提供する。建物のエネルギー消費量とCO2排出量は、アメリカ全体の40%近くを占めるため、建物のエネルギー効率向上は、エネルギー使用量とコストの削減、汚染の低減に効果が高く、また、建物の省エネルギー化工事で雇用も増大する。今回創設されるハブは、既築・新築いずれの建物にも施工可能なエネルギー効率の高い構造部品やシステムの研究・開発・実証を任務とし、コンピューターによるシミュレーションや設計のツール、熱電併給システム、建物用太陽光発電システム、新型暖房・換気・空調システム等、個々の建物のみならず地域単位のシステムも対象とする。また、省エネルギー技術の採用を促進するための政策、市場および行動の役割分析も行う。エネルギー・イノベーション・ハブの枠組みの中で、2010年度はこの「省エネルギー型ビルシステム設計」に加え、原子炉用モデル、太陽光燃料開発のハブが設けられている。【アメリカエネルギー省】

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