ＥＰＡ　165団体に環境教育助成

【環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2001.04.04 【情報源】アメリカ／2000.10.23 発表

EPAは環境教育プロジェクトを促進するため、1999年度に、165団体に対し、合計230万ドル（２億5300万円）以上の助成を行ったこと発表した。助成は、1990年の国家環境教育法（National Environmental Education法）に基づく、環境教育助成プログラム(Environmental Education Grants Program）によるもの。
　同プログラムは、学校、大学、非営利団体、州などに資金を提供しており、1992年以降、同プログラムから助成を受けた団体は約2000にものぼる。
　なお、EPAは、教育改革目的、普及啓発活動、地域コミュニティのプログラムという点を主張するプロジェクトを優先することとしている。
　助成の対象となったプログラムの例は以下のとおり。
・ニューヨーク北部労働パートナーシップ（14才〜17才の子供による環境科学学習、保全活動グループの設立）
・アイオワ州立大学（地域住民とともに、地域の生物多様性マップを作成）
・本のためのバーモント・センター（就学前児童への絵本を用いた環境教育プログラムの伝授）
・ユタ州立大学（高校教師及び生徒向けの、地域環境調査トレーニング・プロジェクト）　など【ＥＰＡ】