一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

フランス、2011年1月1日から3年間の第2期省エネ証書制度を開始

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.01.12 【情報源】フランス/2010.12.30 発表

 フランスの省エネ証書制度は、2011年1月1日から2013年12月31日まで3年間の第2期実施期間に入ることになった。これは10カ月にわたる関係者との協議の末にエコロジー・持続可能開発・運輸・住宅省、経済・財政・産業省等が決定したもので、この件にグルネル第2法を適用するための政令が2010年12月30日に官報に発表された。
 省エネ証書制度は、電気、ガス、石油、熱などのエネルギー供給者に対して省エネを義務づける画期的な制度で、2006〜2009年の第1期は3年間の累積省エネ目標54TWh(テラワット時、テラは1兆)に対し、65.2TWhと、目標を大きく上回る省エネを達成した。これは原子炉1基分の年間発電量の80%に相当する。
 2011年1月からの第2期では、第1期目標値の6倍以上、3年間で345TWhの省エネ実現をめざし、制度の拡充と、エネルギー貧困層に対する対策の強化などを盛り込む計画である。【フランス、エコロジー・持続可能開発・運輸・住宅】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース