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環境ニュース[国内]

第4回東アジア地域の非意図的生成POPs削減に関するワークショップの開催結果概要を公表

健康・化学物質 有害物質/PRTR】 【掲載日】2011.01.14 【情報源】環境省/2011.01.14 発表

 環境省は、平成22年12月14日から15日に東京において開催した「第4回東アジア地域の非意図的生成POPs削減に関するワークショップ」の結果概要を発表した。
 今回のワークショップには、日本を含む東アジア地域11カ国及び国連環境計画、国連工業開発機関、国連大学、米国、ドイツの行政官または専門家などが参加、「東アジア地域における非意図的POPs排出インベントリの精緻化」、「ダイオキシン類及びPOPs類のモニタリング技術の普及動向」、「東アジア各国における非意図的生成POPs削減対策におけるBAT/BEPの利用状況及び対策技術開発状況」、「新規POPs等に関する取組及び最新の国際動向」等について議論を行った。
 ワークショップの最後には議長総括が取りまとめられ、東アジア地域におけるダイオキシン類の排出インベントリーの整備や排出削減対策が着実に進展していることが報告があったことから今後もこの努力を継続する必要があること。また、各国の財源や人的資源の制約により、高価な装置と高度の分析技術を要するPOPs分析への対応が難しい場合もあることから、簡易なモニタリング技術の一層の開発と、特にスクリーニング分野での利用を推進する必要があること。さらに、ペンタクロロベンゼンや臭素系難燃剤等の新規POPsに東アジア各国が対処していくために、今後も知見の集積と共有を進める必要があること等の指摘があった。
 なお、環境省では、ワークショップの概要については、取りまとめ後、ダイオキシン類対策のホームページ( http://www.env.go.jp/chemi/dioxin/index.html )において公表するとしている。【環境省】

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