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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、再生再投資法の下、耐候化工事完了世帯が30万の大台に

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2011.02.02 【情報源】アメリカ/2011.01.19 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、再生再投資法のもと全米各地で行われている低所得世帯の住宅耐候化工事が30万戸に達し、大きな節目を迎えたと発表した。これは大統領の目標である60万世帯の半数にあたる。耐候化プログラムは、住宅の断熱や気密を改善し、暖房やエアコンの効率化を図ることで、エネルギー効率を高め各家庭の光熱費削減を支援する。また、クリーンエネルギー関連の新たな雇用も創出し、その数は全国で1万5000人を超える。DOEのスティーブン・チュー長官によると、同プログラムは光熱費を削減するとともに米国経済の成長を促す、広範なエネルギー効率化産業の基礎となる。耐候化工事の件数は飛躍的に増加しており、このままのペースで行くと目標達成は明らかである。住宅の耐候化によって、低所得世帯では、平均35%のエネルギー消費削減が可能で、初年度だけで光熱費平均400ドル以上が節約されるという。30万世帯では1億6100万ドルの節約になると推定される。DOEは同プログラムが円滑に行われるよう州や自治体と緊密に協力を行っている。【アメリカエネルギー省(DOE)】

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