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環境ニュース[海外]

フランス、干ばつの状況と今後の対策に関する会合開催

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2011.07.01 【情報源】フランス/2011.06.17 発表

 フランスでは、5月がこの50年間で最も乾燥し、20世紀初頭以来最も気温の高い月となるなど、深刻な干ばつの襲来が懸念されており、58の県ですでに給水制限が実施されている。そのため、エコロジー持続可能な開発・運輸・住宅省のコシウス=モリゼ大臣は、2011年6月17日、降水量、地下水位河川流量等の最新情報を確認して対策の導入を検討するため、今年2回目となる水文モニタリング委員会を開催した。その結果、大臣は、水・環境局(ONEMA)が運営する「干上がるリスクが高い河川の監視ネットワーク」内に全国連絡室を設置(これまでも県の要請等があれば設置されているもの。全国レベルでのモニタリングはすでに6月初めから開始)、前回2003年の干ばつの状況や対策を調査して報告するよう各県知事に要請、保水対策に使う藁の輸送が円滑に行われるようにするための対策室を設置するなどの対策を打ち出した。水文状況の推移、実施された対策についての評価は、7月中旬に開かれる水文モニタリング委員会で評価する予定である。【フランス、エコロジー持続可能な開発・運輸・住宅省】

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