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環境ニュース[海外]

ドイツ ベルリンでプラグインハイブリッド車の実証試験を開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2011.07.12 【情報源】ドイツ/2011.06.28 発表

 ドイツ連邦環境省は、ベルリンでプラグインハイブリッド車20台による実証試験を開始した。使用する車種は、フォルクスワーゲン社のGolf twin Drive。1年間、日常生活と同じ条件のもとで実証する。環境省は、このうち1台を公用車として利用する。プラグインハイブリッド車は、電気自動車へと続く技術として考えられていることから、連邦政府はこれを電気自動車戦略に取り入れている。そのため、連邦電気自動車プログラムには、1キロメートル走行あたり50グラム以下のCO2排出量を伴う車両を示すクラス「U50車両」が導入されている。これらの車両は、10年間、自動車税が免除され、道路交通で優遇される青色のナンバープレートを持つ。更に2013年以降、連邦政府が調達する公用車の10%を「U50車両」にすることが決められている。今回の実証試験に使用される車種は、「U50車両」であり、通常の車両と比較しても不利な条件は持たない。プラグインハイブリッド車の開発と実証に平行し、充電技術のコンセプト開発と実証がプロジェクトの2つ目の重点となっている。プロジェクトパートナーである電力供給会社「E.ON」は、実証試験では、再生可能エネルギー源を供給するとしている。【ドイツ連邦環境省】

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