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環境ニュース[海外]

ドイツ、ディーゼル車の粒子状物質フィルターへの2012年助成を開始

大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.01.18 【情報源】ドイツ/2011.12.29 発表

 ドイツ連邦環境省(BMU)は、ディーゼル車の粒子状物質フィルター設置に対する2012年の助成を開始したと発表した。助成期間は2012年1月1日から12月31日までで、除去フィルターを設置するディーゼル車所有者に対し、現金で330ユーロを給付する。BMUは、3000万ユーロを財源として確保、約9万台のフィルター設置を想定している。
 今回の制度により、有害な粒子状物質の排出抑制、都市中心部における大気質改善が可能になるほか、健康・環境保全のための、粒子状物質のEU基準達成にも貢献できる。フィルター設置車両には、環境ステッカーの取得、環境ゾーンへの乗り入れが認められるという。
 助成対象となるのは、ディーゼル乗用車、および総重量が3.5トンまでの貨物用のディーゼル車両。詳細な助成条件等は、2011年12月23日に官報で発表されている。申請書は、2012年2月1日から連邦経済・輸出管理庁(BAFA)のホームページに掲載される。【ドイツ連邦環境省(BMU)】

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