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環境ニュース[海外]

オバマ米大統領、学生の省エネ技術養成と企業のエネルギーコスト節減を実現する産業評価プログラムを推進

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2012.03.09 【情報源】アメリカ/2012.02.23 発表

 オバマ米大統領は2012年2月23日、マイアミ大学でのエネルギー政策に関する講演で、エネルギー省による産業評価プログラムを紹介した。同プログラムは、全米24大学を拠点とした「産業評価センター(IAC)」を支援し、工学系学生が地元中小企業の製造生産設備のエネルギー評価を行い、参加企業のエネルギーコスト削減を図るというもの。これまでに530兆BTU(英国熱量単位)を超える省エネ、56億ドル超のエネルギーコスト節減を生み出しているという。IACは、エネルギー評価で企業を支援する一方、学生に対しても産業工程、エネルギー評価の手順、エネルギー管理の原理原則に関する現場体験実習を提供しており、エネルギー省はこのプログラムにより、将来のクリーンエネルギー技術者の養成、米国企業のエネルギー効率改善、製造業の対外競争力強化を目指している。1976年のプログラム開始以来、全米の製造工場で学生チームにより1万5000件以上のエネルギー評価が実施された。また、これまでに同プログラムを卒業した3000人超の学生のうち60%以上が、エネルギー産業での仕事に就いているという。【アメリカエネルギー省(DOE)】

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