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環境ニュース[海外]

ドイツ連邦内閣、EU産業排出指令の国内法転換のための法令パッケージを承認

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2012.06.06 【情報源】ドイツ/2012.05.23 発表

 ドイツ連邦内閣は、ドイツ連邦環境省によって提出されたEUの産業排出指令を国内法に転換するための包括的な法令パッケージを承認した。産業排出指令は、欧州議会と欧州理事会により2010年11月に策定されたものであり、産業施設の認可と運営に関するヨーロッパの法的規制の軸となるものである。対象施設は約52000施設であり、うちドイツには約9000施設ある。指令には、特に認可条件の監視と施設の一般的な監視に関する厳しい基準や現地の所轄官庁による施設の検査に関する期限、施設利用停止時の土壌と地下水の再生に関する義務などが設けられている。さらに全加盟国において、排出上限値設定時の最新の技術基準の利用に関する規則も設けられている。法令パッケージにより、特に連邦インミッション法、水管理法、循環経済法が改正される。さらに、認可を必要とする設備や認可方法、埋め立て、産業排水処理などに関して新しく政令が策定される。【ドイツ連邦環境省】

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