ドイツ　国家電気自動車プラットフォームが報告書を提出。連邦政府の政策を高く評価

【大気環境 交通問題】 【掲載日】2012.07.03 【情報源】ドイツ／2012.06.20 発表

　国家電気自動車プラットフォーム（NPE）は、連邦政府に対し、2011年に提出した提言の進捗状況を分析した第3回報告書を提出した。NPEは、報告書において、連邦政府に対し今後の政策に関する提言をまとめると共に、電気自動車の分野の提供者及びメーカーとして、ドイツが2020年までにトップポジションに着くために順調に進んでいることを報告している。また、連邦政府は、電気自動車の市場準備段階である現在の時点で研究開発に重点を置くアプローチをとっているが、NPEはこの連邦政府の取り組みを正しいと評価。NPEは、特に、連邦政府が4つの地域において実施している電気自動車の大規模な実証プロジェクトを未解決な課題に対し重要な知見を得ることができる中心的な対策と分析している。連邦政府は、今後、研究開発を強化するとしており、技術革新など先導的なプロジェクトを実施することを公表している。2013年の始めには、連邦政府は、NPEと共同で、電気自動車に関する国際会議の開催を予定している。【ドイツ連邦環境省】