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環境ニュース[国内]

全日空、宮城・南三陸町で森づくり開始、間伐材を使った製品作りで雇用創出も支援

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.07.19 【情報源】企業/2012.07.13 発表

 全日空グループは、東日本大震災被災地の宮城県南三陸町で森づくりの取り組みを始める。「ANAこころの森」と名付け、森の木を適切に間伐して豊かな森をつくる。併せて、森林保全で生じる間伐材を使った製品作りを通して、地元の雇用の創出も支援する。ANAこころの森の発足調印式を同町役場で7月26日に行い、活動を開始する。

 震災後、全日空は、同町の避難所で「ANAこころの湯プロジェクト」と呼ぶ給湯活動を展開した。その縁で今回、同町森林組合の協力を受け、グループ社員がボランティアで参加する森林保全を実施する。森はCO2の吸収に加え、雨をせき止めて生活を守るうえ、豊かな海づくりにもつながるため、復興に向けて意味は大きい、と考えた。

 ANAこころの森での活動で発生する間伐材は、間伐材を活用した販売促進グッズ・ノベルティーの製品企画・製造・販売を手掛けるフロンティアジャパン(東京都江東区)の南三陸町の工場で製品にして雇用を生み出す。全日空は自社のノベルティーグッズや町民に贈る商品の製作を依頼。間伐材製品によって町への思いを強めてもらう。

 全日空グループは2004年度から、就航している国内の空港周辺で「私の青空 森づくり」の名で緑化活動を展開してきた。南三陸町での森づくりは、2012年度に始まった新たな中長期環境計画「ANA FLY ECO 2020」で示した「地域・社会に新たな価値を提供できる森づくり」を具体化する取り組みとなり、活動で震災復興を後押しする。【全日本空輸(株)】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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