中部電力、浜岡原発２号機の漏水調査の計画を原子力安全・保安院に報告

　中部電力（株）は浜岡原子力発電所２号機で、平成１４年５月２５日に余熱除去系低圧注入管第２隔離弁のドレン配管溶接部からの水漏れが発見された件に関連し、同５月３１日付けで、漏えい部位を調査するための当面の計画について原子力安全・保安院に報告を行った。
　２号機は、平成１３年１１月に発生した１号機の配管破断事故に伴う点検でしばらく運転を休止していたが、５月２４日の再起動直後に水漏れが発見された。
　なお原子力安全・保安院はこの調査計画を了承したが、今後も引き続き中部電力から調査状況を聴取するとともに、必要に応じて追加調査の実施などを求める指導を行っていく予定。【原子力安全・保安院】