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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、環境影響評価の透明性を向上させるオンラインマッピングツールを公開

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2013.09.24 【情報源】アメリカ/2013.09.05 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、大規模な開発プロジェクト等について連邦省庁が作成・提出した環境影響評価書(EIS)の情報を地図上で表示する、オンラインのマッピングツールを公開した。これは、国民が身の回りの環境についての情報をより簡単に入手できるようにすることを目的としており、先端情報技術を活用し法執行・遵守プログラムの透明性を高めるというEPAの約束を実行するものでもある。
 国家環境政策法(NEPA)の規定により、連邦省庁は、提案するプロジェクト等について環境への影響と適切な代替手段を検討してEISを作成し、EPAに提出する。提出されたEISは、国民の意見募集のために公開される。EPAは提出された全EISの国のシステムを管理するとともに、提出されたEISを検討し意見を述べる。
 公開されたマッピングツールでは、画面の地図の州をクリックするとEISのリストが表示される。EPAの意見や意見募集期間中のプロジェクト、意見提出方法などの情報も提供される。
 NEPA遵守を監督する立場にあるEPA法執行遵守保証局では、「大きなプロジェクトやその決定は、自分が住み働く地域の環境に影響する可能性がある。多くの人が、このツールを使ってこうした情報を得、意見を述べてほしい」としている。【アメリカ環境保護庁】

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