一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、業界団体等とテレビ用セットトップボックスのエネルギー効率新基準に合意

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2014.01.15 【情報源】アメリカ/2013.12.23 発表

 アメリカのエネルギー省(DOE)とテレビ・家電業界、省エネ推進団体等は、テレビ用セットトップボックス(STB)のエネルギー効率の新基準に合意したと発表した。STBはハードウェアとソフトウェアプログラムを組み合わせて、ケーブル・衛星放送、ブロードバンド、地域情報通信網の各種サービスを受けるための機器で、テレビを消している間も電力を消費する。今回合意された新基準(非規制的合意)は、STBのエネルギー効率を2017年までに10〜45%高めるもので(STBの型によって異なる)、9000万を超す世帯にとっての大幅な電力消費削減となり、消費者の電気代節約は全体で年間10億ドルを超す見込みである。最終的には年間70万世帯の電力消費量に相当する電力の節約、年間500万トンのCO2削減となるが、デジタル式ビデオレコーダーや高解像度STBの需要の高まり等により、その数字はさらに増大する可能性が高いという。
 DOEはオバマ政権の下、30を超す家庭・業務用製品の省エネ基準を策定しており、これにより消費者が2030年までに節約するエネルギーコストは4000億ドル超に上ると推定されている。【アメリカエネルギー省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース