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環境ニュース[海外]

フィンランド、財政危機の環境への影響は明らかとする環境報告書を発表

エコビジネス 環境報告書】 【掲載日】2014.02.24 【情報源】フィンランド/2014.02.05 発表

 フィンランド環境研究所(SYKE)は、「フィンランドの環境の状況2013年版」報告書を公表した。その要点は以下の通りである。
1)財政の制約が環境問題の解決を阻害
2008年から続く財政危機がフィンランドの環境にも影響を及ぼしている。経済の停滞による影響は長短両面があり、不況によって自然資源の消費など環境への負荷は減ったが、気候変動に関する国際行動など環境政策のプロセスは鈍化した。
2)特に深刻な問題は、気候変動生物多様性の減少
環境指標の多くは改善傾向を示しており、大気や水質の汚染はこの数十年で確実に改善したが、気候変動生物多様性に関しては進展がない。
3)フィンランドの経済成長を支える他国の資源
フィンランドの排出削減や廃棄物処理の改善は、外国で産出・製造された資源や製品の輸入によるもの。資源の消費量そのものを減らす資源効率の向上が必要である。フィンランドでは特に1990年半ば以降、国民総生産が自然資源の消費量やCO2排出量より速いペースで上昇しており、効率化は進んでいる。
 EU指令により、加盟国は最新の環境情報を市民に提供することが義務付けられている。フィンランドもこの指令に従い、今回公表した2013年分および2008年の報告書(報告書は4〜5年に1回公表)をデジタル化しウェブ上で閲覧可能とした。【フィンランド環境省】

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