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環境ニュース[国内]

大阪府岸和田市、ため池で水上太陽光発電府内初、来秋の発電目指す

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2014.12.12 【情報源】地方自治体/2014.10.01 発表

 岸和田市尾生町のため池「傍示池(ほうじいけ)」で、水上に太陽光パネルを浮かべるユニークな発電事業が行われることになった。岸和田市と大阪府、発電事業者の大和リース(大阪市)、ため池管理者の神於山(こうのやま)土地改良区が連携協定に調印。来年4月に着工、同9月の発電開始を目指す。
 同池周辺では、農家の高齢化によって荒れた耕作地が目立つようになっており、再生可能エネルギーの普及とともに、事業で得た収益で農空間の保全をねらう。大阪府内では初めての水上太陽光発電事業となる。
 満水時の面積約1万6000m2のため池に、約1万m2のパネルを敷設。出力は約1000kWで、年間発電量は一般家庭約320戸の年間消費電力量に相当する約115万kWhを見込む。事業期間は20年間の予定。
協定で、年間収益の5%にあたる約175万円が土地改良区の収入となる。この収入は、周囲の農業用施設の管理費として活用し、荒れ地が増えている耕作地保全に役立てる。また一部は大阪府や岸和田市の環境基金などに寄付される。産業振興部農林水産課 TEL:072-423-9489【大阪府岸和田市】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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