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環境ニュース[海外]

欧州委員会の廃棄バッテリーの処理に関する提訴に反論

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2002.07.31 【情報源】ドイツ/2002.07.23 発表

 欧州委員会は、7月23日、ドイツ連邦政府のEUバッテリー指令の国内法化の達成が不十分であるとして欧州裁判所に提訴した。これに対し、連邦環境省事務次官バーケ氏が反論のコメントを発表した。
 「ドイツにおける廃棄バッテリーの処理方法は、EUの基準と一致している。ドイツは、1998年に施行したバッテリー令によって、EUバッテリー指令を国内法化した。この政令によって、連邦レベルでの廃棄バッテリーの処理は機能的なものとなっている。欧州委員会が異論を唱えられるものではない。欧州委員会との意見の相違は、廃棄バッテリーの処理方法についての計画の作成について定めるEU指令第6条の解釈についてである。連邦環境省の見解としては、これは、連邦政府が作成した、廃棄バッテリーによる環境汚染の削減計画によって達成されている。ドイツ政府は、作成した計画が不十分なものであると見なすのであれば指示をするよう、既に欧州委員会に依頼していた。連邦政府は、EU指令の要求を満たしており、今回の欧州委員会の提訴は成功しない」【ドイツ連邦環境省】

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