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環境ニュース[海外]

イギリス、花粉媒介生物の保護などを柱とした田園地帯スチュワードシップ計画に9億ポンドを予算化

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2015.07.21 【情報源】イギリス/2015.07.01 発表

イギリス政府は、田園地帯の環境保護を目的とした「田園地帯スチュワードシップ(管理)計画」に、今後5年間にわたり9億ポンド拠出することを公表した。この計画は、田園地帯における、1)野生生物と自然の保護、2)花粉媒介生物への資源の提供、3)森林地帯の創生と管理、4)水の浄化と洪水リスクの軽減、の4つを柱としたもの。
このうち「花粉媒介生物」は今回初めて柱の一つに加えられたもので、ハチなどのために花粉・蜜の供給源や営巣場所を確保することを目的としている。花粉媒介生物は、イギリスの食料産業において重要な役割を果たしており、国内の食料の約3分の1がハチによる受粉に支えられているという。エリザベス・トラス環境・食糧・農村地域大臣(DEFRA)は、「この計画によって、田園に野花の茂る余地が増える。生産性の高い農業と環境保全は両立する」としている。
イギリス政府は、この計画への参加事業を募集し、上記の目的にかなう国内の数千の事業に資金を拠出する予定としている。また、特に改善が必要な分野を地域ごとに指定しており、事業選定にあたってはその地域の環境にとって最も有益な事業を優先するという。
【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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