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環境ニュース[国内]

三菱重工のグループ企業が愛知の環境事務組合から廃棄物焼却施設の改良工事を受注

ごみ・リサイクル 産業廃棄物】 【掲載日】2015.07.27 【情報源】企業/2015.07.22 発表

 三菱重工業グループで環境装置・廃棄物処理施設を手掛ける三菱重工環境・化学エンジニアリング(MHIEC)は、愛知県西南部の7市町村で構成する海部(あま)地区環境事務組合(津島市)から、一般廃棄物焼却施設「八穂(はちほ)クリーンセンター」(弥富市)の改良工事を受注した。機能の保全と設備寿命の延長を図る。
 八穂クリーンセンターは、三菱重工が設計・施工して2002年5月にできた。1日当たり110tの処理能力があるストーカ式の焼却炉3基(計330t)と関連設備で構成する。ストーカ式は一般廃棄物焼却炉の主流で、耐熱金属の角材を並べた床(ストーカ)の上で廃棄物などの焼却対象物を突き上げて移動させながら燃焼させる。
 出力5000kWの発電能力も備える。改良工事は、経年劣化した燃焼設備のごみ投入関連装置や燃焼ガス冷却設備のボイラー本体、電気計装設備の排ガス分析計などで主要機器の更新と改造を行う。2018年3月の完成を予定している。同環境事務組合は、津島、愛西、弥富、あま市と大治、蟹江町、飛島村のごみ・し尿処理を手掛ける。
 MHIECは、三菱重工の環境装置分野の技術開発力と国内外の廃棄物処理施設の建設・運営ノウハウを2008年に継承し、建設から運営までの総合ソリューション提案力を強みにしている。今回の受注を弾みに、既存施設の省エネ化や安定稼動の維持・向上、維持管理費を含むトータルコスト低減に向けた提案を積極的に展開する。【三菱重工環境・化学エンジニアリング(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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