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環境ニュース[国内]

大京、花粉やPM2.5の捕集効果がある換気機能付きドアを文化シヤッターと開発

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2015.12.16 【情報源】企業/2015.12.10 発表

 大京は、花粉やPM2.5(微小粒子状物質)の捕集効果がある換気機能付き玄関ドアを文化シヤッターと開発した。施錠したまま通風換気できるマンション用の玄関ドアを改良し、自然の力を活用して快適な室内環境をつくる大京の基準「ライオンズパッシブデザイン」を進化させた。東京・練馬区に、2016年3月完成予定のマンションに初めて採用した。
 開発した玄関ドアは閉めたまま換気できる従来の機能に加え、ドアと室内の吸気口に花粉を95%、PM2.5を43%捕集するフィルターを設けた。1年に1度のフィルター交換で捕集率を維持する。室内の環境に配慮しながら、玄関から自然な風を取り入れて循環させられるようになり、省エネ効果につながる。室外から開口は見えないため、安心して使える。
 マンションは一般的に耐震性や機密性、断熱性が高い半面、窓を締め切ると風通しが悪く、臭いがこもったり結露が発生したりする問題があった。大京は施錠したまま換気が可能な玄関ドアを2009年に採用し、自然の風などを生かす他の各種設備ととともに、ライオンズパッシブデザインとして導入している。2015年4月の着工物件以降は標準にした。
 今回、新しい玄関ドアでライオンズパッシブデザインを進化させ、空気環境も考慮した。初めて装備するのは5階建て42戸の「ライオンズ関町北グランヒルズ」で、断熱材や複層ガラスなどで住宅性能評価書の温熱(省エネ対策)等級が最高となり、住戸内と共用部全てにLED(発光ダイオード)照明を備える。新玄関ドアは今後、順次導入していく。【(株)大京】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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