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環境ニュース[海外]

アメリカ環境保護庁、国民に住宅のラドン濃度検査を行うよう呼びかけ

健康・化学物質】 【掲載日】2016.01.26 【情報源】アメリカ/2016.01.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、肺がんの大きな原因となっているラドンから家族を守るため、国民に住宅のラドン濃度検査を行うよう呼びかけた。アメリカでは、毎年約2万1000人がラドン関連の肺がんによって死亡しているという。こうした中、2015年11月に、EPAは、住宅都市開発省(HUD)、保健社会福祉省(HHS)、9つの全国規模の非政府組織と共に、国家ラドン行動計画を起ち上げ、国民をラドンの悪影響から守る取組を進めている。今回EPAは、1)検査キットの入手方法など住宅のラドン検査について調べる、2)州や地域のラドン関連の取組について調べる、3)周りにもラドンについて調べ、検査を行うよう呼びかける、4)ラドンを低減する建設資材を使用している建設会社から住宅を購入する、という4つのステップを国民に推奨した。EPAは、冬季は窓や戸を閉め切ることが多く、室内で過ごす時間も長くなるため、この時期に検査を実施することが特に重要だとしている。【アメリカ環境保護庁】

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