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環境ニュース[国内]

花王、生物多様性保全の海外調査ボランティアに参加する教員用プログラムを実施

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2016.02.26 【情報源】企業/2016.02.23 発表

 花王は、生物多様性保全に向けた海外の野外調査にボランティアで参加する機会を提供する小・中学校教員用のプログラム「花王・教員フェローシップ」を今夏も実施する。学校や地域での環境教育の場で経験を生かしてもらうことを狙いにする。夏休み期間の7、8月に、世界各地のプロジェクトに7〜12日間加わり、フィールドワークを体験する。
 花王・教員フェローシップは、花王が掲げる社会貢献のテーマ「次世代を育む環境づくりと人づくり」に基づき、子どもを育てる教員を支援することが重要と考えて始めた。2004年にスタートし、これまでに延べ65プロジェクトに128人の教員が参加した。科学的な調査技法、異文化交流、多様性の理解などの経験が広く伝わることを期待している。
 今夏は、カナダの荒野でオオカミと山火事を追跡、南アフリカのペンギン、カナダ北極点周辺の気候変動、バハマでウミガメを追跡、コスタリカのクジラとイルカ−−の5種類のプロジェクトを対象に、それぞれ2人ずつ計10人を公募する。期間中の食費、宿泊代、移動費などを含む研究分担金約30万円と、渡航費などの費用補助10万円を支援する。
 4月10日まで応募を受け付け、5月上旬に選考委員会で決める。プロジェクト後の10月下旬に報告会を開く。前年夏の参加者のうち兵庫県の小学校教諭は自然保護について「一人一人は小さな力でも集まれば大きなうねりになることを子どもたちに伝えていきたい」、東京都の中学校教諭は「体験を通じさまざまな知識や技能を得た」と感想を寄せた。【花王(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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