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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、コネクテッド自動運転車両のエネルギー効率化プロジェクトに助成

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.11.15 【情報源】アメリカ/2016.11.02 発表

 アメリカエネルギー省(DOE)は、コネクテッド自動運転車両(CAV)のエネルギー効率化のため10件のプロジェクトに最大3200万ドル助成すると発表した。CAVは搭載型またはクラウドに基づくセンサー、データ、計算能力を利用し、車両の処理や周囲の環境への反応を改善する。現在のところ、CAV技術は主に車両の安全性の向上と運転の操作性改善に利用されている。今回発表された「コネクテッド自動運転路上車両のための次世代エネルギー技術(NEXTCAR)」プログラムは、CAV技術によってエネルギー使用を大幅に削減することに取り組む。例えば、加速器やブレーキ入力装置などのダイナミック制御と、エンジン、モーター、変換機を管理するパワートレイン制御との間の連動を最適化し、高度なクルーズコントロールや車速調整、交通信号周辺でのエネルギー節約のオプションを提供するという。このプログラムで実現する技術によって、将来のCAVのエネルギー効率を他の計画中の車両効率化技術より20%以上改善できると期待されている。【アメリカエネルギー省】

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