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環境ニュース[国内]

花王、海外の生物多様性保全調査への参加機会を提供する教員用プログラムを実施

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2017.03.01 【情報源】企業/2017.02.23 発表

 花王は、海外の生物多様性保全に向けた調査への参加機会を提供する小・中学校教員用プログラム「花王・教員フェローシップ」を今夏も実施する。夏休みの8月に1、2週間世界各地のプログラムにボランティアで加わり、フィールドワークを体験する。そこでの経験や感動を学校や地域の環境教育の現場で活用してもらうことを狙いにしている。

 今夏は「カナダの荒野でオオカミ、山火事、バイソンの調査」「アラスカのラッコと海草」「モンタナ州の気候変動がハックルベリーとハイイログマに与える影響」「モンゴル大草原の野生生物」「アドリア海のイルカ追跡調査」の5プロジェクトで、2人ずつ計10人を募る。食費、宿泊代、移動費を含む研究分担金約30万円と補助10万円を支援する。

 応募は3月1日〜4月10日に受け付け、5月上旬に選考委員会で決める。8月に参加した後、10月下旬には報告会を開く。2016年夏の参加者らは「教師自身が経験して感じたことを素直に伝えることで、児童が自ら考えるきっかけを作ることができると確信した」「体験や科学者の活動を、より多くの大人にも広めていきたい」などの感想を寄せた。

 花王・教員フェローシップは2004年に始まった。「次世代を育む環境づくりと人づくり」をテーマに花王が推進する社会貢献活動の一環で取り組む。プログラムを通じて得たさまざまな経験を児童・生徒、教員同士、地域社会に広く伝えてもらうため、教員を対象にしている。これまでに世界各地の延べ70のプロジェクトに138人の教員が参加した。
【花王株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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