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環境ニュース[海外]

世界資源研究所、企業の成長と資源消費とのデカップリングの必要性を報告書で指摘

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2017.04.06 【情報源】研究機関/2017.03.23 発表

 世界資源研究所(WRI)は新たに公表した報告書で、将来のビジネスを成功させるには経済成長を資源利用や環境影響から切り離す必要があると指摘した。
 2050年までに世界のGDPは4倍、自然資源の消費は3倍に拡大すると予想され、環境への重大な影響が懸念されている。資源不足が深刻化する中、企業が成功するには現在の慣行や効率改善等では不十分で、ビジネスモデルを刷新し、これまでとは異なる方法で株主価値を生み消費者のニーズを満たす必要があるという。
 将来の市場は、人口の大幅な増加や貧困層の減少、空前の消費者市場の拡大に大きく影響される。一方、近年、持続可能性に関して進展は見られるものの、ほとんどの企業は急拡大する消費者ニーズをいかに資源の制約内で満たすか未だ検討していない。
 WRIは企業に対し、ビジネスモデルや顧客への価値提案を変革する3つの手順として、1)自然資源への依存状況とこれに伴う事業成長の限界を率直に調査・計算、2)顧客や投資家、政策決定者等との会話を主導し改革、3)資源の制約内で成功するようビジネスを変革、を提言している。【世界資源研究所

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