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環境ニュース[海外]

EPA 高齢者の環境保護活動促進に向け 非営利団体と協力

環境一般 市民活動】 【掲載日】2002.10.24 【情報源】アメリカ/2002.10.11 発表

 EPAのホイットマン長官は10月11日、EPAと「高齢者参加のための環境同盟(EASI:Environmental Alliance for Senior Involvement)」との間の覚書を更新する調印式に参加した。
 今回の覚書の目的は、環境保護活動や環境浄化活動へのシニア世代の参加を促進、奨励すること。EPAとEASIとの間のパートナーシップを構築し、調整を進めることで、高齢のボランティアが取り組むことのできる環境上のニーズを特定し、環境コミュニティの中でボランティアとしての高齢者の価値を認識してもらい、高齢者の環境ボランティア・プログラムを拡大することを目指す。この覚書は、国、州、地方自治体レベルで、高齢者ボランティアの環境保護活動への参加の拡大に向け、取組みをコーディネートする枠組みを構築するものである。
 EASIは、EPAと共同して、ブラウンフィールド調査プロジェクト、水資源保護プロジェクトおよびラドン試験・ミティゲーション・プロジェクトに取り組んできた。今夏、EPAはEASIに対し、9万5000ドル(約1200万円)の環境健康補助金を提供している。
 なお、EASIは、世界最大の高齢者による環境行動ネットワークを有する非営利団体で、EPAと「アメリカ退職者協会(American Association of Retired Persons)」との間で1991年に交わされた覚書によって設立された。現在、EASIが行うプロジェクトには年間2万人を超える高齢者のボランティアと、10万人以上の全世代のボランティアが参加している。【EPA】

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