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国連環境計画、持続可能な金融への移行は進んでいるがまだ不十分と報告

エコビジネス 環境と経済】 【掲載日】2018.05.02 【情報源】国連/2018.04.17 発表

 国連環境計画(UNEP)の「持続可能な金融」をめざす調査チームが、4年間の活動の成果となる最終報告書を公表した。報告書は、世界の金融システムには持続可能性に向かう大きな変化が起き、その成果も出始めているが、まだ必要な規模には達していないとしている。たとえば、グリーンボンドの発行額は、2013年の110億ドルから2017年には1550億ドルへと伸び、炭素排出の多い資産からのダイベストメント(投資引き上げ)も2016年には5兆ドルに達した。持続可能な金融のための各国の政策・規制措置の数は倍以上に増え、G20のグリーン資金スタディグループ(GFSG)など、国際的な取組も活発化している。しかし世界の債券市場全体の規模は約100兆ドル、石炭や石油、天然ガスへの投資額も全体では約7100億ドルであり、こうした進展もまだ小規模でしかない。しかしこの4年間の変化は大きく、調査チームは「持続可能な開発に沿った金融システムは実現可能」という自信につながるものとしている。【国連環境計画

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