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環境ニュース[国内]

1地点で新たにカドミウム土壌汚染が判明 13年度農用地土壌汚染細密調査の結果

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2002.12.05 【情報源】環境省/2002.12.05 発表

 環境省は、都道府県が平成13年度に実施した農用地の土壌汚染細密調査の結果と平成13年12月以降に実施された農用地土壌汚染対策の状況について取りまとめを行った。
 細密調査は、土壌汚染のおそれのある農用地での汚染状況把握と汚染が明らかになっている地域での汚染範囲確定のために実施しているもので、平成13年度はのべ10地域計1,438ヘクタールを調査。その結果、秋田県北秋田郡阿仁町の1調査地点で基準値以上のカドミウム汚染が新たに判明した。
 また、平成13年12月以降の農用地土壌汚染対策の進捗状況としては、対策計画が新たに策定された地域はなく、秋田県板屋五騎地域8.5ヘクタールが新たに対策地域に指定された一方で、秋田県醍醐・吉田地域214.5ヘクタールで対策地域の指定が解除された。
 なお、汚染が検出されている132地域の累計面積7,217ヘクタールに対する対策事業完了面積の割合は平成13年度の81.9%から1.2ポイント増加し、平成14年度末には83.1%(5,997ヘクタール)となる見込みであることがわかった。【環境省】

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