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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、大気浄化のため家庭での生薪、石炭使用を2023年目途に段階的に切替え

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2020.03.09 【情報源】イギリス/2020.02.21 発表

 イギリス環境・食糧・農村地域省(DEFRA)は、大気浄化のため、家庭用石炭と生薪の販売を段階的に廃止し、汚染の少ない燃料(乾燥薪、固形燃料等)への転換を促進する計画を決定した。
・店舗で販売されている袋詰め家庭用石炭は2021年2月までに、認可された石炭商から消費者に直売されるばら売り石炭は2023年2月までに、段階的に廃止される。
・2021年2月以降、2立方メートル以下の単位で小売販売される生薪は、在庫分を除き販売を制限され、2立方メートル以上の単位で販売される生薪は乾燥方法に関する助言を付さなければ販売できない。
・家庭用固形燃料の製造者は、低硫黄、低発煙であることを証明し、その旨表示をしなければならない。
・対象はイングランドのみである。
 薪ストーブと石炭暖炉は、工業起源の2倍、道路輸送の3倍の微小粒子状物質(PM2.5)を発生し、PM2.5の最大発生源である。統計によると、2010年以降大気汚染物質は減少傾向にあるが、近年、家庭での薪使用の流行がPM2.5汚染を深刻化させている。
 固形燃料に関する規定は、パブリックコメントの結果を踏まえて導入された。今後実施する家庭の燃焼燃料使用に関する啓発キャンペーンも、固形燃料の悪影響にも焦点をあてたものとなる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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