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環境ニュース[海外]

アフリカ・カリブ海・太平洋諸国機構、域内の気候サービス拡充に向けたプログラムを立ち上げ

環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2021.04.26 【情報源】国際機関/2021.04.07 発表

 アフリカ・カリブ海・太平洋諸国機構(OACPS)とEUは2021年3月30日、アフリカ・カリブ海・太平洋(ACP)地域における気候サービスの拡充に向けたプログラム「ClimSA」を立ち上げた。欧州開発基金(EDF)から8500万ユーロが拠出されるという。同プログラムの目的は、ACP地域の地域気候センター(RCC)や各国の気象水文機関(NMHS)が提供する地域気候予測や気候サービスの質的・量的な改善を図るべく科学に基づいた気候情報の普及・活用等を推進し、これを通じて気候変動リスクを管理するための解決策を導き出し、ACP地域の持続可能な開発を支援することである。このため、同プログラムは世界気象機関(WMO)や欧州気象衛星開発機構(EUMETSAT)等の技術パートナーの協力を得ながら、技術支援や財政支援、インフラ整備、能力構築を実施する。特に、気候変動の影響を受けやすい5分野(農業と食料安全保障、減災、エネルギー、健康、水)の社会的・経済的便益に資する気候サービスの拡充を目指す。
世界気象機関

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