EU　環境ガバナンスと市民社会に関する会議開催

　1月27日・28日、欧州委員会の主催で、ブリュッセルにおいて環境ガバナンスと市民社会に関する会議が開かれる。欧州の環境政策の質、妥当性、有効性は幅広い参加を確保し、政策の立案から実施にいたる一連の流れに市民社会を巻き込むことによって成り立っている。この会議は、拡大する欧州において、環境ガバナンスを促進するために続けられている取組みの一部である。また、環境NGOとも緊密な協力のもとに準備が進められている。
　会議では４つの問題、市民社会と環境意思決定、市民社会と欧州環境政策の実施、市民社会と欧州政策のグリーン化、市民社会・環境・欧州の未来に焦点が当てられる。
　具体的な論点は、環境政策の意思決定をさらにオープンかつ透明なものにできないか、環境政策の実施における市民社会の役割とは何か、という問題から、EU拡大の環境保護への影響を問うものまで多岐にわたっている。
【欧州委員会環境総局】