カナダ政府、オンタリオ州ロンドン市周辺とジョージア湾南部の郡におけるEV充電設備導入支援のため200万ドルを投資

【環境行政 その他(環境行政)】 【掲載日】2022.03.14 【情報源】カナダ／2022.02.24 発表

　カナダ環境・気候変動省は、ゼロエミッション車インフラプログラム（ZEVIP）の下、オンタリオ州ロンドン市周辺とジョージア湾南部の郡における電気自動車（EV）充電設備導入を支援するため、公益事業会社のEPCOR Utilities Inc.に200万ドルを投資すると発表した。高速充電が可能なレベル２・３の充電器を対象とし、来年度内に最大200基設置を目指す。
　同社はEV資金援助プログラム（Go EV program）を通じ、充電設備の購入・設置に係る助成金（費用の半額まで、最大10万ドル）について、企業や自治体、集合住宅からの申請を3月31日まで受け付けている。全ての充電器（軽量車両用）が2023年3月までに公共スペース、集合住宅、道路、職場、施設に設置される予定。
　カナダは国内で販売される新車を2035年までに100％ゼロエミッション車とすることを目指しており、今回の投資はその実現に向けた措置の一環。2015年以降、同国はEVの低価格化と充電器へのアクセス向上のため10億ドルを投じている。
【カナダ環境・気候変動省】