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環境ニュース[海外]

韓国環境部、排水処理施設など環境施設でのエネルギー生産の倍増計画を発表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2022.07.13 【情報源】韓国/2022.06.24 発表

 韓国環境部(ME)は、排水処理施設、水ろ過施設、ダムなど環境施設における再生可能エネルギーの生産を2倍にする計画を発表した。現在MEが操業する環境施設は全国で1341ヶ所あり、年間で1.57ギガワット(GW)を発電し、3264ギガワット時(GWh)の再生可能エネルギーを生産している。これを2026年までにそれぞれ3GW、5764GWhへと増やすことを目指すという。さらに2030年までにはエネルギー生産能力を8762GWhまで拡大したい考えであり、施設自身が消費する電力を上回るエネルギー生産を実現して施設のエネルギー自立性を強化する。
 具体策としては、有機廃棄物からのバイオマスのガス化施設を現在の110から140へと増やしてガス生産量を40%増にし、LNGの代替とするほかグリーン水素生産に用いる。また浮体式太陽光発電施設、小規模水力発電所、下水等の温度差を利用したエネルギー生産なども計画されている。MEでは、管理する環境施設の炭素削減とエネルギー自立のための政策草案作成に向けたタスクフォースを組織し、取組を進めていくという。
【韓国環境部】

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