一般財団法人環境イノベーション情報機構
「人・自然・地球共生プロジェクト」でアジア地域の水環境改善に関する研究実施機関を追加公募
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2003.03.25 【情報源】文部科学省/2003.03.25 発表
文部科学省は同省が実施している委託研究プロジェクト「人・自然・地球共生プロジェクト」の実施機関の追加公募を平成15年4月1日から30日まで行う。「人・自然・地球共生プロジェクト」は世界最速のスーパーコンピュータ「地球シミュレータ」を使い、地球温暖化予測の日本モデルの開発や水循環変動予測モデルの開発を行うことを目的とした研究プロジェクト。同省が14年度から「ライフサイエンス」、「情報通信」、「環境」、「ナノテクノロジー・材料」、「防災」の5分野を対象に実施している課題設定型の重点研究推進プランである「リサーチ・レボリューション・2002」の環境分野のプロジェクトでもある。
今回追加募集されるのは、水循環変動予測分野ですでに実施中の課題にアジア地域の水環境改善の観点からの成果を補完するための研究開発。
具体的にはアジア地域の河川、地下水、湖沼、低湿地、沿岸海域、大洋などを対象に、産業化に伴う水汚染、化学物質の残留、生活用水による汚染、重金属汚染などの水質悪化現象の解析、水の再資源化も含めた、水資源確保に関する研究開発を想定している。【文部科学省】