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環境ニュース[海外]

アメリカホワイトハウス、陸・水域を保護・回復する新たな活動を発表

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2023.04.10 【情報源】アメリカ/2023.03.21 発表

アメリカのバイデン大統領は2023年3月21日、ネバダ州及びテキサス州の国定記念物創設、太平洋離島群の海洋保護区指定の検討など、全国の陸・水域を保護・回復する新たな活動を発表した。
例えば、宗教・文化的に重要な地で野生生物の生息地・移動回廊でもあるネバダ州のアヴィ・クァ・アメ(スピリット・マウンテン)、先住民族の歴史を記す文化遺産があり、かつて米軍の訓練・試験場だったテキサス州エルパソのカストナー山脈を国定記念物に指定。これにより、併せて51万4000エーカーの公有地が保護される。
また、太平洋離島群(ハワイ南西)周辺の全海域を国立海洋保護区に加えることを検討するよう商務長官に指示する。これが完了すれば、2030年までに陸・海域の30%を保護するという目標実現が確実になるという。
そのほか、米国初の海洋気候行動計画、野生生物回廊に関する指針、公有地の管理強化、軍事施設周辺の緑地保護や野外レクリエーションのアクセス向上への資金提供、先住民居住地保護への1億ドル支援などの措置が発表された。
【アメリカホワイトハウス】

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