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環境ニュース[海外]

アメリカ海洋大気庁、沿岸部の気候レジリエンスを高める26億ドルの枠組みを立ち上げ

自然環境 その他(自然環境)】 【掲載日】2023.06.22 【情報源】アメリカ/2023.06.06 発表

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、気候変動対策やクリーンエネルギーを盛り込んだインフレ抑制法のもと、特に沿岸部の気候レジリエンスを高めるため26億ドルの枠組みを立ち上げると発表した。枠組みは主に以下から構成される。
・気候レジリエンス地域チャレンジ(5億7,500万ドル):地域規模で沿岸部のレジリエンスを高める包括的で協働型の事業に助成する。
・部族社会への助成(3億9,000万ドル):生息地回復、魚類の移動経路と孵化場の確保、能力構築などを支援する。環境正義の観点から部族社会対象に設けられた助成枠。
・漁業の気候適応(3億4,900万ドル):沿岸地域の漁業と保護生物種を守る事業に助成する。気候・生態系環境データに基づく漁業管理システムを構築する。
・海洋を基盤とする気候レジリエンスアクセラレータ(1億ドル):沿岸及び海洋に基づくレジリエンス製品とサービスを商用化まで支援する。
・人材の気候適応(6,000万ドル):気候レジリエンスを高める仕事に就くための職業訓練などを支援する。
【アメリカ海洋大気庁】

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