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環境ニュース[海外]

国際化学物質管理会議、化学物質や廃棄物に関する世界枠組を採択

健康・化学物質 その他(健康・化学物質)】 【掲載日】2023.10.19 【情報源】国連/2023.09.30 発表

第5回国際化学物質管理会議(ICCM5)が、ドイツで開催され、「化学物質に関する世界枠組」が採択された。これは化学物質の全ライフサイクルの主要部門での具体的な目標とガイドラインを設定し、国や利害関係者に対し協力して取り組むためのロードマップの概要を示すものである。
この世界枠組では、化学物質や廃棄物の違法取引や密売の防止、国内の法的枠組の実施、2035年までに極めて有害な殺虫剤の農業での段階的廃止を提唱。さらに安全で持続可能な代替化学物質への移行、製造業・農業分野などにおける化学物質の責任ある管理、化学物質やそれに関連するリスクについての情報の透明性やアクセスの強化が求められている。
この枠組の採択により、安全な化学物質や代替品の開発などを通じて、循環経済への移行を積極的に推進、支援する。
ICCMは、「ドバイ宣言」「包括的方針戦略」「世界化学物質概況報告書」など重要な文書や取組の策定・採択に繋がっており、化学物質の安全性や管理の発展に世界規模で貢献している。
国連環境計画

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