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環境ニュース[国内]

大和ハウス、ローソン店舗の建物建材の9割を再利用する取り組みを開始

ごみ・リサイクル その他(ごみ・リサイクル)】 【掲載日】2023.12.06 【情報源】企業/2023.11.15 発表

大和ハウスグループの大和リース株式会社は、株式会社ローソンと共同で、閉店したローソン店舗の屋根・壁・柱・梁・サッシなどの建物建材を新店舗に再利用する取り組みを開始。再利用1号店として、2023年11月17日(金)に岡山県津山市に「ローソン津山高野山西店」をオープンした。

この取り組みでは、閉店したローソン店舗の躯体・外壁部分(基礎部分を除く)に使用している建材を重量ベースで約9割再利用する。エンボディード・カーボン(※)の削減も目的としており、新店舗を建設する際の資材製造から建物が完成するまでのCO2排出量は、通常店舗建設と比較して約6割の削減を見込んでいる。
(※)建物の建設や修繕・解体などに伴うCO2排出。近年、その削減について国際的な課題となっているが、国内ではまだ十分に普及していない状況。

建材再利用の対象となる店舗は、ローソンと大和リースが共同で開発した「DL-e(ディーエルイー)工法」(軽量鉄骨を利用したプレハブ工法)により2013年以降に建設された店舗のうち、各種要件を満たした店舗が対象となる。
DL-e工法はモジュール化された指定の建材を現地で組み立てていくもので、組み立てや解体がしやすいため、2013 年の開発当初から建物建材の再利用を視野に実験や検証を進め、工法の改良を続けてきた。今回、建設コストの低減が図れる見込みとなり、本格展開に至った。

【大和リース株式会社】

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