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環境ニュース[海外]

アメリカエネルギー省、家庭用冷蔵・冷凍庫のエネルギー効率基準強化などの措置を発表

エネルギー その他(エネルギー)】 【掲載日】2024.01.17 【情報源】アメリカ/2023.12.29 発表

アメリカエネルギー省(DOE)は、製品のエネルギー消費やCO2排出を大幅に減らし、国内の家庭や企業の光熱費を年間50億ドル節約することにつながる2つのエネルギー効率化措置を発表した。

一つ目は、家庭用の冷蔵庫や冷凍庫に対するエネルギー効率基準の強化(最終決定)である。
同基準は10年以上更新されていないという。基準適合の期限は製品によって2029年1月末か2030年1月末のいずれかとなる。基準適合品の使用エネルギーは、販売からの30年間で、現在市場に出ている製品の使用エネルギーより11%少なく済み、累計約1億100万トンのCO2(約1,270万世帯分の年間CO2排出量に相当)を減らせると見込まれている。

二つ目は、業務用のファンや送風機を対象に、国としてのエネルギー基準を新設する案である。
DOEが提案する期間内に採択されれば2029年に発効する。基準適合品が販売されてからの30年間で、約3億1,800万トンのCO2(約4,000万世帯分の年間CO2排出量に相当)を減らせると見込まれている。

【アメリカエネルギー省】

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