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環境ニュース[国内]

金融庁、「気候関連シナリオ分析 〜銀行セクターにおける今後の取組〜」を公表

エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2024.05.24 【情報源】金融庁/2024.05.10 発表

金融庁と日本銀行は、銀行セクターにおける気候関連シナリオ分析に取り組んでおり、2021年度には、三菱UFJ・三井住友・みずほのメガバンク3社と連携して、共通シナリオを用いた試行的取組(パイロットエクササイズ)を実施。また、2022年には分析結果や課題を公表している。
今回、その後のシナリオ分析に関連する取組と今後の取組(第2回エクササイズの実施の枠組)についてまとめて、公表した。
それによると、パイロットエクササイズは、これまで分析対象期間として、移行リスクを2050年、物理的リスクを2100年までとした長期のシナリオ分析であったが、短期的に大きな変動が生じる可能性も考えられるため、第2回エクササイズでは、分析対象期間を比較的短い時間軸となる予定とする。また、市場リスクの簡易分析結果を踏まえ、よりインパクトの大きい貸出への影響(信用リスク)とその評価に焦点を当て、試行的に、金融機関に帰属する投融資先の排出量(ファイナンスド・エミッション)の削減目標の達成に向けた取組やその貸出等のポートフォリオ運営への影響を、シナリオ分析の枠組で考察することも検討したいとしている。

詳細はプレスリリースを参照。

【金融庁】

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