河川底質中のダイオキシン類簡易測定法の公募を開始

　国土交通省は民間が開発した河川底質中のダイオキシン類簡易測定法の募集を平成１５年１２月２４日までに実施することにした。
　河川底質のダイオキシン類を測定するためには現在公定法があるが、公定法による測定では多額の費用と時間がかかり、汚染範囲の確定といった用途では実施が難しいとして問題となっている。
　このため、国土交通省は今回、民間の簡易測定法の情報を集め、その適用条件とあわせマニュアルにまとめ、河川底質中のダイオキシン類汚染範囲の確定作業に役立ててもらうことを企画した。
　なお募集する技術は河川底質中のダイオキシン類を公定法に比べ簡易に測定できるＧＣ／ＭＳ法・生物法（バイオアッセイ、イムノアッセイなど）による測定技術に限定する。
　応募者は応募資料作成要領を参照のうえ、財団法人河川環境管理財団研究第２部内ダイオキシン類簡易測定技術検討会事務局に応募用紙を提出する必要がある。【国土交通省】　