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環境ニュース[海外]

EPA・アーカンソー州環境質局 土壌浄化後の軍用地に初の安全宣言

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2004.03.16 【情報源】アメリカ/2004.02.27 発表

 EPAとアーカンソー州環境質局は2月25日、アーカンソー州フォーチェイフィーにある連邦陸軍の施設に対して「再利用適合」宣言を行った。これは、米軍の施設に対して、初めての再利用適合判定となる。
 「再利用適合」判定は、土地の審査後、環境上安全と判断されたものであることを認定するもの。開発事業者に対して、開発のお墨付きを与えることで、貴重な自然資源の再利用に関する障害を取り除こうとするものである。2003年に開始された土地再活性化アジェンダは、EPAのすべての浄化プログラム(RCRA、スーパーファンド、ブラウンフィールド、地下貯蔵タンク)に、土地の再利用を組み込むことを目的としている。
 フォーチェイフィーは、連邦国防省の基地再編・閉鎖プログラムの対象とされ、連邦陸軍、フォーチェイフィー再開発公社、EPA第6地区事務所およびアーカンソー州環境質省の協力により、浄化事業が実施されてきた。
 なお、EPAは、2月18日、スーパーファンド対象地の再利用を促進するため、スーパーファンド再利用適合判定の準備に関する新たなガイダンスを公表している。【EPA】

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