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環境ニュース[海外]

EPA スーパーファンド・サイトの62%で処理事業を実施

水・土壌環境 地下水/土壌汚染】 【掲載日】2004.03.25 【情報源】アメリカ/2004.03.10 発表

 EPAは3月10日、「サイト浄化のための処理技術:第11次 年次報告書」を公表した。報告書では、進行中のまたは完了したスーパーファンド処理事業の件数が、2000年の629件から2003年には791件に増加していることが示されている。スーパーファンド・プログラムが開始されて以来、全国優先地域一覧表に掲載されたサイトの62%で、土壌や地下水の汚染浄化が実施されている。
 従来の浄化技術とは異なり、バイオレメディエーションなどの新しい手法は、有害な化学物質を破壊し、あるいは、より有害性の低い化学物質に変化させる。報告書では、土や地下水を取り出して処理するのではなく、地中にあるままで処理する革新的な手法の利用が拡大していることも示されている。さらに、近年、より複雑な、複数の媒体の汚染が生じているサイト(土壌と地下水が一緒に汚染されているようなケース)でも、対策が講じられていることが明らかになった。【EPA】

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