溶剤の利用及び保管についての地下水保護のためのガイドラインを発表

　イギリス環境・食糧・地方事業省は、7月29日、「地下水保護規定：溶剤の利用及び保管」を発表した。
　現在、溶剤は広く使用されているため、すべての状況に応じて、詳細な手続きのリストを記載するのは実用的でない。このため、今回のガイドラインでは、アドバイスの大枠と、利用規模、タイプ及び環境への影響などに応じて応用できる基本的な事項が示されている。ただし、溶剤の取り扱い、保管、処理を行う零細企業のために、独立した章を設けて、地下水汚染を避けるために必要な対策のリストが示されている。
　なお、本規定は単なるガイドラインであり、これに従うかどうかは関連企業の任意となっている。また、地下水以外の環境保護、あるいは健康や安全性の問題については、触れられていない。【イギリス環境・食糧・地方事業省】