花粉増加で発症者も増加か　厚労省が緊急対策実施へ

　１７年の花粉総飛散量が観測史上１、２位を争うほど多いと予想され、患者の症状重症化や新たな発症者増加が懸念されている状況を踏まえ、厚生労働省は（１）医療機関向け専門相談窓口を国立病院機構相模原病院の「リウマチ・アレルギー情報センター」ホームページ内に開設するとともに、「医療従事者等向けＱ＆Ａ」を提供する、（２）パンフレットや各種相談マニュアルを作成し同省花粉症特集ホームページから提供する－－などの緊急対策の実施を決めた。
　パンフレットや相談マニュアルなどは１７年１月中に花粉症特集ホームページに掲載予定。
　なおこれらの新たな提供情報を十分に活用してもらうために、同省は平成１７年１月２１日、都道府県、保健所設置市、特別区、関係団体に対し、これらの緊急対策への協力依頼も通知している。【厚生労働省】