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環境ニュース[国内]

土壌・底質に含まれるダイオキシン類を測定できる生物検定法募集

健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2005.02.14 【情報源】環境省/2005.02.14 発表

 環境省は土壌・底質に含まれるダイオキシン類の簡易測定法を平成17年3月14日までに公募することにした。
 現行のダイオキシン類公定法は分析に多くの時間や費用がかかるため、汚染箇所推定目的の事前調査など厳密性が重要ではない分野に活用するための簡易測定法の開発・適用が求められている。
 今回公募する技術に対しては、ダイオキシン類測定への簡易測定法導入についての中央環境審議会答申内容を踏まえ、国が技術評価を行う。
 答申では、国が個々の測定技術開発状況の評価を行った上で、測定マニュアルなどに、有効な測定法を示していくべきことなどが提言されていた。
 今回公募対象になるのは、土壌・底質に含まれるダイオキシン類を測定することができる生物検定法のうち、(1)実用化され市販・受託の実績がある、(2)高分解能ガスクロマトグラフ質量分析計による測定方法に比べ、測定に要する時間が短く、費用がかからない、(3)中立機関による実証試験の実施が可能、(4)特許権所有者が非差別的・合理的な条件で特許権の実施許諾を表明できる、(5)現行公定法との比較データが対象媒体それぞれに20以上ある−−などの条件を満たしていることが必要。
 応募者は必要書類を財団法人日本環境衛生センターに提出する必要がある。【環境省】

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